環境省は、平成21年度(第41回)ガンカモ類の生息調査暫定値を公表した。同調査は、我が国に渡来するガンカモ類の冬期の生息状況を把握するため、昭和45年から各都道府県の協力を得ながら実施しているもの。第41回目となる平成21年度は、平成22年1月10日を中心に平成20年度とほぼ同数の全国約9千地点において約4千人の協力を得て、各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウントする方法を用いて調査が行われた。今回、その結果を暫定値として取りまとめたところ、全国において、ハクチョウ類約6万8千羽、ガン類約17万3千羽、カモ類約172万7千羽が観察された。過去10年間の調査結果の推移を見ると、ガン類の個体数に増加傾向が見られ、ガンカモ類全体では大きな変化は見られなかったという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 渡り鳥 | 環境省 | ガン | カモ | 生息調査 | 湿地 | ラムサール条約 | ガンカモ類 | ハクチョウ |
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