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 光化学オキシダント健康影響評価検討会(第8回)を開催

発表日:2024.02.15


  環境省は、第8回光化学オキシダント健康影響評価検討会の開催概要を紹介した(開催日:令和6年2月20日、開催方法:オンライン)。大気汚染物質の1つである光化学オキシダントは、環境基準の設定以降多くの科学的知見が蓄積されており、植物による二酸化炭素吸収阻害による、気候変動影響が懸念されている。同省では、令和4年1月の中央環境審議会大気・騒音振動部会で、「気候変動対策・大気環境改善のための光化学オキシダント総合対策について<光化学オキシダント対策ワーキングプラン>」を提示、光化学オキシダントの健康影響の環境基準再評価と植物影響を勘案した環境基準の検討を視野に、知見を取りまとめる方針を示している。諸外国では、光化学オキシダントの主成分であるオゾンについて環境目標値を改定する動きがあり、WHO(世界保健機関)はオゾンの環境目標値に関するガイドラインを令和3年に改定している。第8回目となる今回は、前回検討会における主な指摘事項と対応等、光化学オキシダントの健康影響に関する動物実験知見の整理結果と、化学オキシダント健康影響評価における「まとめ」方針(案)について議論する。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード オゾン | 世界保健機関 | WHO | 光化学オキシダント | 健康影響 | 二酸化炭素吸収阻害 | 健康影響評価 | 環境目標値
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