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 森林衰退とオゾンとの関係を整理 光化学オキシダント植物影響評価検討会(第4回)

発表日:2023.01.24


  環境省は、第4回光化学オキシダント植物影響評価検討会を開催した(開催日:令和5年1月30日、オンライン開催)。大気汚染物質の1つである光化学オキシダントは、環境基準の設定以降に科学的知見が蓄積しており、植物による二酸化炭素吸収を阻害するため、気候変動の観点からも影響が懸念されている。令和4年1月の中央環境審議会で、「気候変動対策・大気環境改善のための光化学オキシダント総合対策について<光化学オキシダント対策ワーキングプラン>」を提示し、光化学オキシダントの健康影響に係る環境基準の再評価と植物影響を勘案した環境基準の検討を視野に入れ、知見の取りまとめを推進していく方針を示した。また、諸外国において光化学オキシダントの主成分であるオゾンについて環境目標値を改定する動きがあり、WHO(世界保健機関)はオゾンの環境目標値に関するガイドラインを令和3年に改定している。今回の検討会では、第3回検討会の主な指摘事項と対応、日本の樹木へのオゾンの影響に係る科学的知見の整理結果、日本の森林衰退とオゾンとの関係に係る科学的知見の整理結果を議題として開催されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 気候変動 | オゾン | 世界保健機関 | WHO | 光化学オキシダント | 樹木 | 二酸化炭素吸収阻害 | 植物影響 | 森林衰退
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