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 気候変動対策に取り組む民間企業を後押し、対ナイジェリア・海外投融資

発表日:2024.02.06


  JICAはナイジェリア連邦共和国のAccess Bank Plc(Access Bank)との融資契約に調印し、気候変動対策に貢献する7,500万米ドルの融資を実行する。本契約はサブ・サハラ地域の民間金融機関に対する初の取り組みとなる。米国国際開発金融公社(USDFC)およびシティグループとの協調融資として実施され、同国政府の施策に応え、2030年までのGHG削減目標に対する民間セクターの関与を促進する。Access Bankはナイジェリア最大手の商業銀行で、GHG削減に積極的な姿勢を示し、環境ガイドラインを採用している。JICA等の融資は同国の再エネ・省エネ・農業関連事業を担う民間事業者への資金供給を促し、もって気候変動の緩和と適応推進や、SDGs2・7・13・17の達成に寄与する。また、岸田総理大臣がG7グローバル・インフラ投資パートナーシップに関するサイドイベントで提唱した「気候変動対策促進ファシリティ(ACCESS)」および「食料安全保障対応ファシリティ(SAFE)」に沿った取り組みとなる。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 地球環境
環境総合
キーワード ナイジェリア | グリーンボンド | 気候変動対策 | GHG削減目標 | 民間セクター | 海外投融資 | Access Bank | サブ・サハラ地域
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