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 多彩な会員向けイベントを開催、JICAのプラットフォーム型支援(西アフリカ)

発表日:2024.04.23


  「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム(事務局:国際協力機構〈JICA〉)」は、2023年度の年次レポート(Web版)を公表した。同プラットフォームは “社会的・経済的・環境的に持続可能なカカオ産業の実現”をめざす関係者間における共創・協働を促し、国内外に発信することを目的として、2020年1月に設立された組織。業界団体、食品メーカー、商社、NGO、コンサルティング企業など62企業・団体会員、133個人が参加している(2024年3月時点)。カカオ豆の世界二大生産国である西アフリカのコートジボアールとガーナでは、農園での児童労働やカカオ農家の貧困、森林破壊・環境破壊といったさまざまな問題が顕在化している。2023年度は、プラットフォームの活動として、カカオ農家の所得向上や森林保全をめぐるEUDR(森林破壊及び劣化に関する特定コモディティ及び製品のEU市場における取引とEUからの輸出に関する規制)に関する勉強会やセミナーが行われた。また、カカオ・チョコレートの裏側にある社会問題を消費者に伝える、展示・トークイベントの開催や企業・団体ごとの取組状況をまとめたレポートの発表、著名人との共演による啓発動画の作成などにも取り組んでいる。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 環境総合
キーワード 森林保全 | 協働 | 西アフリカ | 開発途上国 | 共創 | 児童労働 | サステイナブル・カカオ | カカオ産業 | EUDR チョコレート
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