持続可能な航空燃料「SAF」の試行的な導入が進み、生産供給ロットのさらなる拡大が見込まれている。―――日本空港ビルとユーグレナは、東京国際空港(羽田空港)におけるエアラインに対するSAF供給・販売の事業化に向けて、サプライチェーン構築を共同で検討する基本合意書を取り交わし、ユーグレナ社が発行する第1回無担保普通社債(グリーンボンド; GB)を日本空港ビルが引き受けると発表した。日本空港ビルは旅客ターミナル等施設の省エネ化のみならず、空港全体の脱炭素化に貢献すべく、エアライン等との連携を推進している。一方、ユーグレナはSAFの製造プロセスを確立し、商業プラントの建設・運営プロジェクトを進めつつ、供給先の開拓やパートナーシップの拡大に取り組んでいる。両社は、SAF供給を通じた脱炭素社会実現に向けた“両社の想いが合致し”基本合意等に至ったと報じ、政府の方針などを踏まえて試算した年間約22万KLの約23%に相当する最大5万KLのSAF供給体制の構築を目指すとしている。GBはユーグレナが取得したフレームワークに基づいて発行される(総額:10億円、資金使途:バイオ燃料製造商業プラントの建設関連資金)。
情報源 |
(株)ユーグレナ ニュースリリース
日本空港ビルデング(株) ニュースリリース |
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機関 | (株)ユーグレナ 日本空港ビルデング(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 羽田空港 | 持続可能性 | グリーンボンド | 脱炭素 | 脱炭素社会 | 無担保普通社債 | SAF | サプライチェーン構築 | 航空業界 |
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