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 文科省、リジェネロン国際学生科学技術フェアのファイナリストに贈賞

  文部科学省は、科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する生徒を支援している。今回、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された「リジェネロン国際学生科学技術フェア（Regeneron ISEF）2024」に参加した生徒が、部門優秀賞などを獲得した。同省は、特に優秀な成績を収めた者に文部科学大臣表彰を、健闘した者に文部科学大臣特別賞を授与する。この結果、2024年のRegeneron ISEFでの成績を踏まえ、受賞者が決定した。今回のコンテストには、15の研究プロジェクトに22名の高校生が参加し、優秀賞1等:1研究1名、優秀賞4等:2研究4名、特別賞:3研究3名といった成果を挙げた。具体的な受賞者の例として、桜蔭高等学校（東京都）の中辻知代さんが、「段ボール箱を再利用した災害時対応机・折り畳み椅子の設計と製作手法及び手を挟みにくい折り畳み椅子の開発」というテーマで、機械工学部門で優秀賞1等とアブドゥルアズィーズ国王財団の才能創造性賞を受賞した。また、近畿大学附属豊岡高等学校（兵庫県）の池上十和子さんが、「カニ殻からバイオプラスチックを生成する新規微生物の探索と同定」というテーマで、微生物学部門で優秀賞4等を受賞した。