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 文科省、SDGsに地球観測・予測データ活用へ 提言をとりまとめ

発表日:2023.02.14


  文部科学省は、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会地球観測推進部会において、「地球観測・予測データの活用によるSDGsへの貢献に向けて」を公表した。SGDsでは、「安全な水とトイレを世界中に」、「気候変動に具体的な対策を」、「海の豊かさを守ろう」、「陸の豊かさも守ろう」を生物圏の目標として掲げている。これを踏まえ推進部会では、令和3年6月よりSDGsへの貢献という観点から議論を行い、地球観測とデータ利活用の好循環の実現を今後目指すべき理念イメージとして、求められる施策等を示す提言をとりまとめた。具体的には、地球観測とデータ利活用による、地球観測とデータ利活用の好循環の実現として、1)課題解決を志向した地球観測インフラの長期性・継続性の確保、2)地球観測・予測データに関する人材育成・リテラシーの向上及び提供体制の構築、3)データバリューチェーンの構築・強化、4)気候変動の現状把握や緩和策・適応策への貢献、5)生物多様性の現状把握・保全及び自然資本の持続可能な利用を掲げている。同省では、関係省庁とも連携し、同提言内容の実現に取り組み、「今後10年の我が国の地球観測の実施方針」において、個々の論点や具体的施策等についての議論を深めるとしている。

情報源 文部科学省 報道発表
地球観測・予測データの活用によるSDGsへの貢献に向けて
機関 文部科学省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | 文部科学省 | 地球観測 | SDGs | データバリューチェーン | 地球観測インフラ
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