日本レストルーム工業会は2024年4月に節水トイレの累計出荷台数が4,000万台を突破したと発表した。節水トイレは洗浄水量が6リットル以下で、1990年代末から国内で発売され、2000年代初頭にトイレメーカーのラインアップに加えられるようなった。導入台数は2012年に1,000万台であったが、2020年には3,000万台を超え、その後3年で4,000万台を突破している。同団体の試算によると、節水トイレの普及率は現在約48%で、導入率50%に近づいている状況だ。これまでは国の住宅政策も手伝い、右肩上がりに普及してきたが、今後は自主的な取り組みの重要性が増すだろう、と見ている。