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 燃料を使わない小型衛星推進機、住商VCが東大発ベンチャーに出資

発表日:2024.06.04


  Pale BlueはシリーズBラウンドで約25億円の資金調達を完了した。シリーズBとは、スタートアップが成長過程で行う投資ラウンドであり、製品開発や市場でのポジションがある程度確立されたシリーズAの後、さらなる成長や市場拡大のため必要な資金を調達する段階を言う。シリーズBラウンドはベンチャーキャピタルやCVCファンドを引受先とした第三者割当増資で行われ、2023年10月に発表したファーストクローズの調達額も含めたものだ。これにより、超小型水イオンスラスタと水ホールスラスタの開発、宇宙実証、生産技術開発拠点の立ち上げ、組織体制の強化を進める。Pale Blueは2020年に創業した東京大学発の宇宙スタートアップである。同社は安全無毒である「水」を推進剤とした持続可能な小型衛星用推進機の技術革新および社会実装に取り組んでいます。今後の社会インフラの鍵を担う⼩型衛星の実⽤化に向けて、最大の課題となっている推進機に技術革新を起こすことで、宇宙産業のコアとなるモビリティを創成し、人類の可能性を拡げ続けたい、と語っている。

情報源 Pale Blue ニュースリリース
機関 (株)Pale Blue
分野 環境総合
キーワード 資金調達 | Pale Blue | シリーズBラウンド | 25億円 | 小型衛星向け推進機 | 超小型水イオンスラスタ | 水ホールスラスタ | 宇宙実証 | 生産技術開発拠点 | 組織体制の強化
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