小田急電鉄は、2024年6月5日に新しい旅行商品「エシカル旅プラン」を発売する。このプランは、脱炭素や地域応援をテーマにしており、箱根町の自然景観保全や地域活性化に貢献する。旅行者は、公共交通機関を利用し、実質的にカーボンオフセットされた旅を楽しむことができる。プランの料金は既存の「箱根ベストパック」に1,000円加算したもので、その加算金額の半分をJ-クレジット制度を活用してCO2排出量をオフセットするために使用される。ロマンスカー等小田急線の電力は再生可能エネルギー由来であり、旅行者はCO2排出量実質ゼロの旅を楽しめる。残る半分は箱根町への寄付に使われ、自然景観や歴史・文化遺産の保全、オーバーツーリズム対策に役立てられる。また、伝統工芸品「寄木細工」をモチーフにしたNFTアートが贈呈される。これは、箱根の伝統工芸に触れるきっかけとなるとともに、お土産店での購買意欲を高める効果も期待されている。6月29日からは、「HAKONATURE BASE」で購入者に贈られるNFTアートを展示する。旅行商品を購入するたびにアートがつながり、大きな作品へと成長する。この取り組みを通じて、エシカル消費への意識を広げることを目指している。
情報源 |
小田急電鉄 ニュースリリース
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機関 | 小田急電鉄(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | カーボンオフセット | 小田急電鉄 | J-クレジット制度 | 脱炭素 | NFTアート | エシカル旅プラン | 地域応援 | 寄木細工 | HAKONATURE BASE |
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