東京都は、都有施設でのアスベスト使用に関するフォロー調査等の結果を公表した。都では平成17年度から、都有施設におけるアスベスト含有吹付け材の使用実態や対策状況等を把握するためのフォロー調査を実施してきた。また、平成20年1月に、新たにトレモライト等(アクチノライト、アンソフィライト、トレモライト)のアスベストの国内使用が明らかになったことから、以降、トレモライト等の再点検も併せて実施している。今回、平成21年度末におけるこれらの調査結果のとりまとめを行った。その結果、フォロー調査を行った13施設のうち、新たに2施設でアスベストの使用が判明したが、すでに平成21年度中に対策を完了した。また、トレモライト等の再点検の結果、553施設のうち、新たに51施設でアスベストの使用が判明した。これについては、すべての施設において既に居住者等に周知し、万全を期すためにボード張りによる囲い込み工事等の対策を実施済み又は実施中という。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 東京都 | 石綿 | アスベスト | 施設 | 吹付け材 | フォロー調査 | トレモライト | アクチノライト | アンソフィライト |
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