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 東京都とASA、災害時の被災建築物アスベスト調査で連携

発表日:2021.12.17


  東京都と(一社)建築物石綿含有建材調査者協会(ASA)は、災害時における被災建築物のアスベスト調査に関する協定を締結した。災害発生時には被災建築物等からのアスベストの飛散が懸念される。そのため、都内で災害が発生した際に、迅速かつ円滑に、被災建築物等におけるアスベストの露出状況を収集し、その飛散リスクを評価する「アスベスト調査」ができるよう、今回の協定で体制を構築する。具体的には、都は、災害発生後、都内自治体からアスベスト調査に係る支援の要請を受けた場合に、ASAにアスベスト調査の協力の要請を行う体制になる。都は令和2年9月10日に東京都環境計量協議会と協定を締結し、災害時にアスベストの飛散状況をモニタリングする協力体制を整備しており、今回の協定締結で、業界団体との連携のもと、災害時におけるアスベストの露出状況の調査からその飛散状況を測定するモニタリングまでの対応が可能となるという。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都 (一社)建築物石綿含有建材調査者協会
分野 健康・化学物質
キーワード モニタリング | 東京都 | アスベスト | 災害 | 飛散 | 建築物石綿含有建材調査者協会 | 被災建築物 | アスベスト調査 | 露出 | 業界団体
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