打ち水大作戦本部(事務局:日本水フォーラム)は“打ち水の日”と銘打つイベントを企画し、参加を広く呼びかけている。「打ち水大作戦」は、2003年から毎年行われている壮大な社会実験(後援:国土交通省、環境省、東京都、協力:東京都下水道局)。涼を呼び込む昔ながらの知恵である打ち水に着目し、大規模実施時の暑熱低減効果を検証することなどを目的としている。“打ち水の日”は、「水の日(8/1)」の朝から日暮れまでの間、家庭や店舗周辺で好きな時に打ち水を行うというもの。「乾いたら撒く!」といった気持ちで積極的な打ち水を行い、参加表明や実績を「#打ち水大作戦」をつけたSNS投稿を促している。打ち水大作戦は昨年、20周年を迎え、気候変動対応型を冠する行事へと進化した。打ち水大作戦2024では、暑熱環境への適応などを意識した“未来の打ち水”アイデア募集や、下水処理水(再生水)を打ち水に活用するイベントなども併催されている。