環境省は、稚内港港湾計画の改訂に対する環境省意見を提出したと発表した。これは、平成26年3月18日開催の交通政策審議会第55回港湾分科会において稚内港港湾計画の改訂が諮問・審議されることに伴い、環境保全の観点からの同省の意見を提出したもの。今回の稚内港港湾計画の改訂では、新たに再生可能エネルギー源を利活用する区域(洋上風力発電施設の立地を想定する区域)を設定することとしている。同省意見では、宗谷地域がオオワシ及びオジロワシの重要な渡り経路及び越冬地となっていることから、1)風力発電事業者を公募する前に、専門家の意見や助言を聞くこと、2)今後設置される予定の協議会において重大な影響が懸念されると判断された場合には、事業の中止を含め必要な措置を講じること、について言及している。今後、同意見は、国土交通省を通じて、港湾管理者に伝達されるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 環境省 | 国土交通省 | 環境保全 | 環境影響 | 港湾計画 | オオワシ | オジロワシ | 稚内港 |
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