日本コカ・コーラとボトラー各社(以下「コカ・コーラシステム」)は、東洋製罐が製造する185gアルミ飲料缶(190ml・202径ステイオンタブ缶)を採用し、8月より関東エリアで製造販売を開始した。コカ・コーラシステムは、1980年代から容器の軽量化による省資源化を推進しており、1983年に41gだったコーヒー缶は、2008年に29.7g、2014年には9.7gに軽量化されてきた。今回の取り組みにより、この缶は「8.8g」まで軽量化され、当該サイズ・規格において世界最軽量を達成した(東洋製罐調べ)。0.9g(9.7gから8.8g)の資材削減は、東洋製罐が開発した「缶底耐圧強度向上技術」により、薄いアルミ材でも従来同等の耐内圧性能を維持することで可能となった。アルミ使用量の削減は、温室効果ガスの排出量削減にもつながるため、コカ・コーラシステムではすでに炭酸飲料の350mlアルミ缶に先行導入されている。―――【豆知識】缶飲料の内容量は通常グラム(g)表示が基本だが、炭酸飲料は炭酸が時間の経過とともに減少する可能性があるため、ミリリットル(ml)やリットル(L)で表示されることが多い。
情報源 |
日本コカ・コーラ プレスセンター
東洋製罐 News |
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機関 | 日本コカ・コーラ(株) 東洋製罐(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リデュース | 軽量化 | リサイクル | 省資源化 | GHG削減 | コカ・コーラシステム | アルミ飲料缶 | 缶底耐圧強度向上技術 |
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