(独)森林総合研究所は、同研究所の北海道支所で野生生物観測ネットワークをスタートすると発表した。同支所では、数年前から北海道森林管理局森林環境保全ふれあいセンター・知床森林センター、東京大学北海道演習林、東京農業大学生物産業学部生物生産学科などと共同で、自動撮影による中大型哺乳類の観測をすすめてきた。その結果、技術移転も進み、データフォーマットの整備・データの自動処理などもほぼ完成したことから、今回、正式に野生生物観測網をスタートさせることとなった。観測データは、さまざまな機関が、自らその森林管理、野生生物管理、研究に活用するほか、シカやアライグマ対策、在来種クロテンの保全などのために全道的に活用する。また、北海道立総合研究機構環境科学研究センターの協力も得て、調査情報をWeb上で公開し、公共・公益目的であれば、希望者へデータ提供を行うことによって、一層の活用を図るという。
情報源 |
(独)森林総合研究所 プレスリリース
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機関 | (独)森林総合研究所 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 野生生物 | 森林総合研究所 | 東京大学 | 森林管理 | 北海道支所 | 観測ネットワーク | 北海道演習林 | 哺乳類 | 環境科学研究センター | 東京農業大学 |
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