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 水素製造効率2.6倍向上!極微細助触媒の実用化に期待

発表日:2024.10.07


  東北大学と東京理科大学の共同研究グループは、光触媒の水素生成面を選んで極微細な助触媒を担持する新技術を開発した。この技術により、水に太陽光を当てるだけで水素ガスを生成する光触媒の実用化が期待される。研究グループは、粒径1 nm程度のロジウム(Rh)・クロム(Cr)複合酸化物(Rh2‒xCrxO3)助触媒を、チタン酸ストロンチウム(STO)表面の特定の結晶面に選択的に担持する手法を確立した。この手法により、従来の光電析法と比較して2.6倍高い水分解光触媒活性を達成した。―――光触媒の改良により、太陽光を利用した水素製造技術の効率が大幅に向上し、次世代エネルギー社会の構築が加速されることが期待される。研究成果は、2024年9月23日に学術誌「Journal of the American Chemical Society」に掲載された。

情報源 東北大学 プレスリリース・研究成果
東京理科大学 プレスリリース(研究)
機関 東北大学 東京理科大学
分野 環境総合
キーワード 光触媒 | 太陽光 | ロジウム | クロム | 水分解 | チタン酸ストロンチウム | エネルギー社会 | 水素生成 | 助触媒
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