三菱電機(株)は、日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を、子会社の(株)グリーンサイクルシステムズで稼働開始したと発表した。このリサイクルシステムは、使用済み家電製品のリサイクルプラントから排出される、複数のプラスチックが混在する混合プラスチックから、主要3大プラスチック(PP:ポリプロピレン、PS:ポリスチレン、ABS:アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン)を高純度で自動選別・回収してリサイクルするもの。同社はこれまで、使用済み家電製品に含まれる年間約10,000トンのプラスチックのうち、約600トンを目視と手作業により選別・回収して同社家電製品で再利用し、残りのプラスチックは金属部品などとともに破砕し、金属を回収した後、混合プラスチックとして排出していた。今回のシステムでは、年間約6,400トンの高純度なプラスチックを回収・再利用し、家電から家電への自己循環リサイクルの大幅な拡大を目指すという。
情報源 |
三菱電機(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱電機(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 家電製品 | 三菱電機 | プラスチック | ABS | グリーンサイクルシステムズ | ポリスチレン | ポリプロピレン | 高純度 |
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