埼玉県は、ライオンおよび地域活性化等コンサルタント・コミュニティネットと連携し、使用済みハブラシの回収・リサイクル事業を実施する。同県は、資源の循環利用と県内産業の成長を目指すサーキュラーエコノミーの取り組みを推進している。この事業は、埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム・サーキュラーエコノミー推進分科会の会員である両社と協働し、県内の幼稚園・認定こども園の園児とその家族を対象に実施するもの。具体的には、令和6年11月29日に埼玉会館で開催される「第31回子育てフォーラム親学推進大会」において、来場者から使用済みハブラシを回収し、リサイクルして造った手鏡と交換する。また、ハブラシのリサイクル工程を説明するブースも設置し、プラスチック資源の循環の重要性を家族で考える機会を提供する。今後は、全埼玉私立幼稚園連合会の協力のもと、各幼稚園でも回収を実施できるよう関係者と検討を進めるという。