三菱電機は、フィンランドのVTTフィンランド技術研究センターと協力し、海水からCO2を直接回収する技術「DOC(Direct Ocean Capture)」の開発を推進する覚書を締結した。この協業は、ネイチャーポジティブの実現に貢献する主要技術の開発を目的としている。三菱電機は、2050年度までにバリューチェーン全体での温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、技術革新によるCO2排出量の削減とともに、CO2の除去・回収技術の確立を目指している。海水からのCO2回収は、海洋酸性化の解消にも効果が期待され、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの実現に寄与する。―――VTTフィンランド技術研究センターは、フィンランド政府が所有するヨーロッパ有数の研究機関であり、企業や社会のための研究と技術革新のパートナーである。VTTは、科学技術を通じて大規模なグローバルチャレンジを持続可能な成長に変えることを目指しており、持続可能な成長、雇用、福祉を創出するために人々、ビジネス、科学技術を結びつけている
情報源 |
三菱電機 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 三菱電機(株) VTT |
分野 |
地球環境 自然環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | CO2回収 | 技術革新 | カーボンニュートラル | 海洋酸性化 | ネイチャーポジティブ | DOC | Direct Ocean Capture | 2050年度目標 |
関連ニュース |