e-メタン(合成メタン)とは、再生可能エネルギーを利用して水を電気分解し、生成したグリーン水素と、工業プロセスや大気中から回収されたCO2を原料とするメタン。欧州のGHG削減政策パッケージにおいてカーボンニュートラルな新燃料と位置づけられ、我が国でも産業・民生部門の熱需要に対応する資源として注目されている。また、e-メタンがカーボンニュートラル社会実現に向けてエネルギー転換を加速させると考える企業による国際的な企業連合も発足している。──今回、INPEXと川崎汽船は、e-メタンの普及を目指す国際的アライアンス「e-NG Coalition(設立年月:2024年10月、設立場所:ベルギー・ブリュッセル)」に加盟した。両社を含む9社が新たに参加したことで、アライアンスの加盟企業数は全17社となった。
──INPEXは、カーボンリサイクルの推進と新分野事業の開拓を進めており、その一環として新潟県長岡市の越路原プラントで世界最大規模のメタネーション実証実験を行っている。一方、川崎汽船は、外航海運会社としての知見を活かしつつ、e-メタンの市場拡大を期待して参加したと報じている。
情報源 |
INPEX ニュースリリース
川崎汽船 ニュースリリース |
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機関 | (株)INPEX 川崎汽船(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | カーボンニュートラル | 長期戦略 | エネルギー転換 | カーボンリサイクル | メタネーション | 中期経営計画 | e-メタン | 新分野事業 | ネットゼロカーボン社会 |
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