国土交通省は、7月1日以降に公告される直轄港湾工事において、作業船への次世代燃料導入によるCO2排出量削減効果を検証する試行工事を開始する。――港湾工事では、グラブ浚渫船や起重機船などの作業船が不可欠であり、これらから排出される二酸化炭素は直轄港湾工事全体の約2割を占める。今回の試行では、廃食油を原料とするバイオディーゼル燃料「FAME」や、天然ガス由来の合成燃料「GTL」といった次世代燃料を使用し、通常燃料との比較により排出削減効果を検証する。
具体的には、類似条件下での燃料消費量の比較を通じて、CO2排出量の差異を定量的に評価する。対象工事は受注者希望型で、対象船舶はグラブ浚渫船および起重機船とされており、計上可能な費用には、燃料代の差額、船舶改造費、清掃費、保険料、メンテナンス費用などが含まれ、受発注者間の協議により決定される。また、工事成績評定においては「社会貢献等」の項目で加点評価が行われる予定であり、環境配慮型工事の推進を後押しする制度設計となっている。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | カーボンニュートラル | 二酸化炭素排出量 | GTL | 燃料転換 | 次世代燃料 | 港湾工事 | 作業船 | FAME | 環境配慮型工事 | 成績評定加点 |
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