ミサワホーム(株)は、生物多様性に配慮した独自の「木材調達ガイドライン」を策定したと発表した。同社は、木質系住宅の構造材として、原木換算で年間約47万m3という大量の木材を使用している(2009年実績)。そこで、今回のガイドラインでは、木材の責任ある調達を約束する姿勢を公表し、地球規模で求められている生物多様性の保全という社会的責任をより一層果たすことを目的に、木材調達方針などをとりまとめた。具体的には、「生態系に悪影響を与える木材」や「絶滅の恐れがある樹種(絶滅危惧種)を使用した木材」を使用しないと定めたほか、「供給源の特定」「伐採権の確認」「認証材の使用」に関する調達目標を掲げ、その確認・評価方法としてWWFジャパンが作成公開している「林産物調達チェックリスト」を使用している。同社では今後、「2014年度までに森林認証を受けた木材の使用比率(認証過程材を含む)70%」とする目標の達成に向け、仕入先企業と連携した活動を実施していくという。
情報源 |
ミサワホーム(株) ニュース
|
---|---|
機関 | ミサワホーム(株) |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 生態系 | 住宅 | ガイドライン | ミサワホーム | 絶滅危惧種 | 木材 | 森林認証 | 調達 |
関連ニュース |
|