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 日揮(株)、スペインで太陽熱発電事業を実施

発表日:2010.09.03


  日揮(株)は、スペインのアベンゴア・ソーラー社と共同で、同国における新規太陽熱発電事業の実施を決定したと発表した。同事業は、スペイン南部コルドバ地区に50MWの太陽熱発電所2基(合計100MW)を新たに建設し、同国内向けに売電するもので、日本企業による初の商業用太陽熱発電事業となる。発電所の建設および事業運営は、両社が共同で出資する新事業会社を通じて実施され、操業は2012年からの予定。なお、スペインでの電力買取りは、温暖化ガス削減と再生可能エネルギー促進を目的として法制化された優遇買取価格制度が適用されるという。太陽熱発電は、太陽光エネルギーを鏡で集光し、オイルなどの熱媒体を集熱設備で加熱後、その加熱された熱媒体で蒸気を発生させ、蒸気タービンを駆動する発電方式。化石燃料をほとんど使用しないため、温室効果ガス削減に貢献する発電方式として世界的に注目されている。

情報源 日揮(株) ニュースリリース
機関 日揮(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 温室効果ガス | スペイン | 化石燃料 | 太陽熱発電 | 太陽エネルギー | 日揮 | 熱媒体
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