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 水産庁、漁港のエコ化方針(中間とりまとめ)を公表

発表日:2012.04.27


  水産庁は、漁港のエコ化方針(中間とりまとめ)を公表した。漁港は、水産物の流通・加工の拠点であり、多くの電気や燃油を消費する施設が立地し、また漁船への燃油供給が行われる等、エネルギー消費と温室効果ガスの排出が行われている。そのため、漁港におけるエネルギー消費の縮減、エネルギーコストの縮減、温室効果ガス排出量の縮減は緊要の課題となっている。今回、同庁では、有識者からなる「漁港のエコ化推進のための技術検討会」での議論を踏まえ、「漁港のエコ化方針(中間とりまとめ)」を取りまとめた。同方針では、漁港のエコ化のための具体的な手法として、1)省エネルギー化、2)電化による化石燃料使用量の削減、3)再生可能エネルギーの活用、等を掲げ、漁港における二酸化炭素排出量の削減などに取り組むための手法や、再生可能エネルギーを活用する際の留意点及び手法ごとの効果、特長について記述した。同庁では今後、同方針を参考に、全国で「漁港のエコ化推進」の考え方の浸透を図るという。

情報源 水産庁 報道発表資料
機関 水産庁
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 省エネルギー | CO2 | 温室効果ガス | 化石燃料 | 水産庁 | 方針 | 漁港 | エコ化 | 電化
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