(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、平成22年度の統合国際深海掘削計画(IODP)研究航海の一環として、米国のジョイデス・レゾリューション号による研究航海「地球で最も海水の透明度の高い南太平洋還流下の地殻内生命圏に関する調査」が、2010年10月10日(現地時間:10月9日)から開始されると発表した。この研究航海は、地球上で最も海水中の有機物生産量が少なく、そのため最も表層海水の透明度が高いことで知られる南太平洋環流域の堆積物および玄武岩を掘削し、コア試料を用いた地球科学・生命科学融合研究を展開することによって、地球表層生命圏からの有機物の栄養供給が最も少ない地殻内生命圏の実態解明を目指す。この航海には、日本のほか、米国、欧州、中国、韓国、オーストラリアから計28名が乗船研究者として乗船する予定。期間は、現地時間で2010年10月9日から12月13日まで。
情報源 |
(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC) プレスリリース
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機関 | (独)海洋研究開発機構(JAMSTEC) |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 海洋研究開発機構 | 地球科学 | IODP | 深海掘削 | JAMSTEC | 海底 | 生命科学 | 地殻内生命圏 | 南太平洋環流域 |
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