(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、統合国際深海掘削計画(IODP)研究航海の一環として、米国のジョイデス・レゾリューション号による研究航海「ルイビル海山列掘削:ホットスポット移動仮説の検証と地球化学的進化の解明」が、2010年12月13日(現地時間:12月13日)から開始されると発表した。この研究航海は、これまで全く掘削研究がなされてこなかった南太平洋のルイビル海山列を世界で初めて掘削し、岩石試料を採取・分析することにより、マントル対流によってホットスポットが移動する可能性を検証するとともに、ホットスポットの地球化学的進化の解明を目指す。この航海には、日本のほか、米国、欧州、中国、オーストラリアから計27名が乗船研究者として乗船する予定。期間は、現地時間で2010年12月13日から2011年2月12日まで。