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 神戸市、(株)神鋼環境ソリューションおよび大阪ガス(株)、神戸市東灘処理場で日本初のバイオガス都市ガス導管注入を開始

発表日:2010.10.12


  神戸市、(株)神鋼環境ソリューションおよび大阪ガス(株)は、神戸市東灘処理場において、日本で初めて、バイオガスの都市ガス導管への注入を開始すると発表した。バイオガスは、下水汚泥や食品残渣などの有機物が発酵して発生するメタンを主成分とする可燃性ガスで、未利用の再生可能エネルギー源であることから、地球温暖化対策の一つとしてその有効利用が期待されている。同事業は、都市ガス仕様に精製した下水汚泥由来のバイオガスを、直接都市ガス導管に供給するもの。3者は、2009年度より、「バイオマス等未活用エネルギー実証試験補助金」を活用し、バイオガスに含まれる微量成分(酸素、二酸化炭素等)の除去や、熱量を調整するなどの設備を整備し、都市ガスと同等の品質に精製する試運転を行ってきた。そして今回、所定の基準を満たすことが確認できたため、都市ガス導管への注入事業を開始する。3者は今後、同事業を通じて運営方法や経済性を検証し、同様事業の普及促進やバイオマス資源の有効活用につなげていくという。

情報源 大阪ガス(株) プレスリリース
(株)神鋼環境ソリューション トピックス
機関 大阪ガス(株) (株)神鋼環境ソリューション
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 下水処理 | 地球温暖化 | バイオマス | 大阪ガス | 下水汚泥 | 都市ガス | バイオガス | 神戸市 | 神鋼環境ソリューション
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