埼玉県と三菱マテリアル(株)は、本庄市の小山川水循環センターにおいて、同県下水道局、(公財)埼玉県下水道公社、三菱マテリアル、(株)早稲田環境研究所の4者で、バイオマス(下水汚泥・食品廃棄物等)の有効利用に向けた共同研究を実施すると発表した。下水汚泥や食品廃棄物等は、現状では焼却処理されており、エネルギーや資源として有効利用されていない状況にある。今回の共同研究では、これらのバイオマスをメタン発酵させてガス化を行い、発生するバイオガスの性状確認、エネルギー源としての評価を行う。また、発酵液の下水処理施設への影響評価を行うとともに、受入に際して必要な技術的な課題を抽出し、その対応策を検討する。実証試験を通じて下水汚泥、食品廃棄物等の下水処理施設を活用した事業モデルの構築を行う。現在、バイオガス実証プラント(1t/日)の建設に着手しており、平成27年4月から平成28年9月まで実証試験及び評価・検討を行う予定という。
情報源 |
埼玉県 県政ニュース
三菱マテリアル(株) プレスリリース |
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機関 | 埼玉県 三菱マテリアル(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | バイオマス | 下水道 | 下水汚泥 | バイオガス | 三菱マテリアル | 食品廃棄物 | メタン発酵 | 埼玉県 | 早稲田環境研究所 | 埼玉県下水道公社 |
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