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 愛知県、生態系保全・再生のグランドデザインとなるポテンシャルマップ(生息適地図)を我が国で初めて作成

発表日:2010.10.15


  愛知県は、生態系保全・再生のグランドデザイン(全体構想)として、生息可能性(ポテンシャル)を図示した日本初のマップを作成したと発表した。同地図は、開発によって分断され、孤立した自然環境をつなげることによって生態系の保全・再生を図る「生態系ネットワーク」を県内全域で進めていくため、生物が実際に生息している場所、生息しやすいと考えられる場所(生態的特性に基づいて抽出した生息適地)を図示し、広く実用化することを目的としている。図示された生物(指標種)は、1)ほ乳類:3種類、2)鳥類:8種類、3)は虫類:1種類、4)両生類:1種類、5)魚類:1種類、6)昆虫類:2種類、の全16種類である。同県では、県民やNPO、企業、学校、行政がマップを活用して、生態系ネットワークを念頭に置きながら連携して取組を進めることによって、自然と共生する地域づくりを実現していくという。

情報源 愛知県 記者発表資料
機関 愛知県
分野 自然環境
キーワード 生態系 | 自然共生 | 生息地 | 愛知県 | 地図 | 生態系ネットワーク | 指標種 | 生息可能性 | ポテンシャルマップ
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