東京ガス(株)は、天然ガスを利用した「天然ガスハイブリッド車」の試作車両を開発したと発表した。この車両は、トヨタ自動車製のガソリンハイブリッド車を改造し、化石燃料の中では最も燃焼時のCO2排出量が少ない天然ガスを燃料に走行するもの。これにより、CO2排出量は、ガソリンハイブリッド車に比べて-24%、一般のガソリン車に比べて-62%とすることが期待できるという。また、天然ガス自動車の燃料となる圧縮天然ガス(CNG)は、ガソリンよりも低い価格水準を維持しているため、燃料代を、ガソリンハイブリッド車に比べて約半分、一般のガソリン車に比べて約4分の1に抑えることができるという。同車両は、東京ガスが仕様の決定を行い、共同開発先となる(株)エッチ・ケー・エスが、車両の改造を行った。東京ガスは、今回開発した車両を“天然ガス自動車の未来を示すコンセプトカー”として、各種展示会などに展示するとともに、営業車両として使用し、期待される性能を実証していくという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
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機関 | 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | CO2 | トヨタ自動車 | 東京ガス | 天然ガス | 化石燃料 | ガソリン | CNG | エッチ・ケー・エス |
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