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 旭硝子(株)、太陽電池用ガラスの製造設備を増強

発表日:2008.02.05


  旭硝子(株)は、太陽電池用ガラスの製造設備を増強すると発表した。近年、太陽光発電市場が世界的に拡大する中で、主流製品である「結晶シリコンタイプ」は、原料のシリコンの需給が逼迫しており、ガラスなどにシリコンを製膜する「薄膜タイプ」の太陽電池など、様々な製品の開発・事業化が進んでいる。こうした中で、太陽電池用ガラスには、一般の建築用ガラスよりも高い透過率と発電効率の向上が求められている。同社では今回、結晶シリコンタイプ向けの設備として、カバーガラスの製造窯及び太陽光の反射抑制のためのARコーティングラインを中国国内の子会社に新設するとともに、薄膜タイプ向けの設備として、ガラス表面に透明導電膜(TCO)をコーティングするTCOコーティングラインを愛知工場(愛知県武豊町)に増設する。

情報源 旭硝子(株) ニュースリリース(PDF:151KB)
機関 旭硝子(株)
分野 地球環境
キーワード 発電効率 | 太陽電池 | 旭硝子 | ガラス | 透過率
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