(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、チュニジアとの太陽熱発電に関する共同プロジェクトの開始にあたり、チュニジア開発・国際協力省(MDIC)、産業・技術省(MIT)との間でフィージビリティスタディ(FS)の開始に関する協力協定(MOU)を締結したと発表した。このプロジェクトは、チュニジア政府が進める再生可能エネルギー導入計画の一環として実施するもので、世界初の大規模な太陽熱複合発電(タワー型ISCC)に関するナショナルプロジェクトとなる。今回、チュニジア国エルボルマ地区に5MWe規模の集光型太陽熱発電(CSP)と20~40MWe規模のガスタービンコンバインドサイクル発電(GTCC)の複合発電プラントを建設し、NEDOは、太陽熱発電設備の提供と試運転の実施とともに運営、保守のノウハウを提供する。なお、CSPに関するFS事業は、NEDOからの委託を受けて、三井造船(株)と大成建設(株)が実施し、GTCCに関するFS事業は、MDICとMITから委託を受けたチュニジア電力ガス公社再生可能エネルギー局が実施する。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | MOU | 集光型太陽熱発電 | チュニジア | フィージビリティスタディ | FS | ガスタービンコンバインドサイクル | 太陽熱複合発電 |
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