新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、インドにおける系統用蓄電システムの実証事業の詳細な計画を作るため、実証前調査(FS)を開始すると発表した。インド政府は、2022年までに太陽光・熱発電1億kW、風力6,000万kW、バイオマス1,000万kW、小水力500万kWの導入目標を掲げており、世界でも有数な再生可能エネルギー導入量を目指して、電力系統の強化策を進めている。その一つとして、日本の有する蓄電池とその材料に関する優れた技術や、電力系統上の複数の蓄電池の充放電を統合制御する技術の実証実績がインドにおいて注目されてきた。今回の調査は、2017年1月9日に経済産業省およびインド政府の間で合意された、系統安定化問題の解決を図るための蓄電システム導入に向けた協力に基づくもので、公募は1月下旬頃に開始予定という。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 電力系統 | 経済産業省 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 国際協力 | 実証 | インド | 蓄電池 | FS |
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