環境省は、平成23年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第2報)、並びに花粉飛散ピーク時期の予測を公表した。これによると、平成23年春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、例年に比べ非常に少なかった平成22年春と比較すると、全国的に多くなると予測されるという。また、スギ花粉の飛散開始時期は、関東から西では例年よりやや遅く、東北・北陸ではほぼ例年並みになると予測されており、前回の予測(第1報、平成22年12月24日発表)に比べて関東から西の地域でやや遅くなっている。さらに、今回新たに花粉飛散ピーク時期の予測を行い、スギ・ヒノキ科花粉の飛散ピーク期間中、最も花粉飛散量が多くなるのは、関東以西で3月上旬から中旬、東北で4月上旬となる見込み。同省は、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度から花粉飛散予測に関する調査研究を行っており、今回は、最新の気象情報や花芽調査の結果を踏まえて予測を更新した。また同省は、花粉の飛散状況について、2月上旬頃から「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」により、リアルタイムで情報提供を行うという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 予測 | 花粉 | 飛散量 | 飛散開始時期 | スギ | ヒノキ | 花粉観測システム | はなこさん | 飛散ピーク |
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