林野庁と環境省は、平成23年1月24日~2月4日に、国連本部(ニューヨーク)で開催された「第9回国連森林フォーラム(UNFF9)」の結果概要を公表した。同会議の全体会合では、全体のテーマである「人々、生活、貧困撲滅のための森林」の下に、1)森林に関する4つの世界的な目標の達成状況と「すべてのタイプの森林に関する法的拘束力を持たない文書(NLBI)」の実施状況についての課題と評価、2)資金・技術協力等の持続可能な森林経営の実施手段(資金提供、技術移転等)のあり方等について検討が行われた。議論の結果、NLBIを実施するための資金メカニズムのあり方について、2012年3月までに各国が意見を提出し、とりまとめることなどが合意された。一方、2月2日から3日に開催された閣僚級会合では、持続可能な森林経営とNLBIの重要性や、国際協力等の今後の取組について明らかにした閣僚宣言が採択され、2012年に開催される国連持続可能な開発会議(リオ・プラス20)に報告されることとなった。なお、次回の会合(UNFF10)は、2013年前半にトルコのイスタンブールで開催される。
情報源 |
林野庁 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 林野庁 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 林野庁 | 国連 | 森林フォーラム | UNFF | 資金・技術協力 | 国際協力 | 持続可能 | 森林経営 | トルコ | NLBI |
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