文部科学省は、同省の原子力災害対策支援本部による、福島第一原子力発電所周辺海域におけるモニタリングを強化すると発表した。このモニタリングでは、海況の基礎情報(海水温、塩分濃度等)を入手し、流向、流速など水塊特性を把握するために不可欠な観測ブイ(自動昇降式漂流ブイ)をサンプリング・ポイント付近に5機投入する。また、沿岸流の影響が大きい地点の情報を入手するため、サンプリング・ポイント(現在は10点)を2点追加する。これらにより、沿岸部の海況の基礎情報と沿岸流の影響を把握し、海洋における放射性物質の拡散・希釈予測に反映させるという。なお、平成23年4月は、奇数日にサンプリングを行い、偶数日にサンプルの分析とデータの公表を行うとしている。
情報源 |
文部科学省 報道発表
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機関 | 文部科学省 |
分野 |
地球環境 健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 予測 | 文部科学省 | 海水温 | 海域 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | サンプリング | 塩分濃度 | 沿岸流 |
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