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 文部科学省、「環境モニタリング強化計画」を受けた海域モニタリングの強化について発表

発表日:2011.04.25


  文部科学省は「環境モニタリング強化計画」を受けた海域モニタリングの強化を、可能な限り速やかに実施すると発表した。今回、1)採水ポイントの追加と、2)沖合での水深に応じた三層採水の開始(中層採水の追加)を実施する。このうち、1)採水ポイントについては、ア)福島県沿岸及び沖合において、水産庁の助言を得て採水ポイント6点(沿岸2点、沖合4点)を追加し、採水ポイントを34点とする。その際、沿岸(18点)は東京電力(株)が採水・分析し、沖合(16点)は(独)海洋研究開発機構の船舶で採水し、(独)日本原子力研究開発機構が分析を行う。イ)茨城県におけるモニタリングを沖合5点で開始することとし、海上保安庁の船舶で採水し、東京電力(株)が分析を行う。また、2)沖合での採水方法については、これまで実施してきた表層(海面下1~2メートル程度)と下層(海底上約10メートル)に加え、中層(海面と海底の中間水深)での採水を追加するという。

情報源 文部科学省 「環境モニタリング強化計画」を受けた海域モニタリングの強化について
機関 文部科学省
分野 地球環境
健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード モニタリング | 東京電力 | 海洋研究開発機構 | 文部科学省 | 海域 | 日本原子力研究開発機構 | 水産庁 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 海上保安庁
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