文部科学省は「環境モニタリング強化計画」を受け、陸域モニタリング、航空機モニタリング、海域モニタリング、放射線量等分布マップ、の各取り組みを強化すると発表した。1)陸域モニタリングでは、計画的避難区域内の連続測定点を15から71ヶ所へ、計画的避難区域以外の空間線量率が比較的高い区域及び福島第一原子力発電所から20km~30km圏内に係る市町村における連続測定点を32から54ヶ所へ増加し、原則週1回測定するほか、20km圏内の連続測定点を50ヶ所(週1回測定)、可搬型モニタリングポストを20台設置することなどを示した。2)航空機モニタリングについては、対象区域を関係機関(原子力安全委員会、原子力安全・保安院等)と調整の上、引き続き実施することとした。また、3)海洋モニタリングについては、福島県のみならず宮城県、茨城県の沖合(発電所から約300km)まで範囲を広域化し、4)分布マップについては、1)で拡充された測定点も加えて線量測定マップや積算線量推定マップを作成するとともに、福島県を含む広域で土壌表層部試料を採取し、土壌表層部の放射性物質の分布図を作成するとした。
情報源 |
文部科学省 「環境モニタリング強化計画」を受けたモニタリングの強化について(PDF)
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機関 | 文部科学省 |
分野 |
地球環境 健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 土壌 | 文部科学省 | 海域 | 航空機 | 放射性物質 | 積算線量 | 計画的避難区域 | 陸域 | 分布マップ |
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