群馬県は、放射性物質汚染に対する牧草等のモニタリング検査の結果を公表した。今回、群馬県では、家畜に給与する牧草等について、原乳や肉類の安全性を確保するため、平成23年4月26日、牧草の生育状況等を考慮し、県内6ヶ所でモニタリング検査を実施。その結果、放射性セシウムについて、3ヶ所で乳用牛及び肉用牛の暫定許容値(300Bq/kg)を上回った(最大値:750Bq/kg)。また、放射性ヨウ素については、全ての地点で乳用牛の暫定許容値(70Bq/kg)を超えなかった。これを受け同県では、引き続き、乳用牛及び肉用牛については、原発事故の発生前に刈り取り・保管された飼料を給与し、当分の間、放牧は行わないよう周知を図る。また、今後も牧草等の定点調査を継続実施し、隔週で3回連続して検査結果が暫定許容値を下回れば、乳用牛及び肉用牛への給与も可能とするという。
情報源 |
報道発表群馬県
群馬県 牧草等のモニタリング検査結果について |
---|---|
機関 | 群馬県 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 安全性 | 牧草 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 放射性セシウム | 群馬県 | 乳用牛 | 暫定許容値 | 肉用牛 |
関連ニュース |
|