環境省は、平成23年度環境技術実証事業の一環として、ヒートアイランド対策技術分野「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム 実証試験要領」(第3版)を策定し、実証運営機関である(株)エックス都市研究所が、実証機関の公募を開始したと発表した(応募受付期間:平成23年5月10日(火)~5月23日(月)17時必着)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。実証機関は、実証運営機関の委託を受け、実証対象技術の公募・審査、実証試験計画の策定、実証試験の実施、実証試験結果報告書の作成等の業務を行う。今回、実証対象となる技術は、地中熱及び下水熱等を熱源とし、ヒートポンプによって効率的に暖冷房を行うシステム全般である。