国内ニュース


 伊藤忠エネクス(株)、効率・利便性の高い「創エネ+蓄エネ」のホームエネルギーマネジメントシステムを開発

発表日:2011.05.24


  伊藤忠エネクス(株)は、効率・利便性の高い「創エネ+蓄エネ」のホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を開発したと発表した。同システムは、「系統連系した蓄電システム」で、系統連系により、非常用電源機能だけでなく、平常時は自動で割安な深夜電力を充電し、これを日中に使用することができる。また、太陽光発電及び燃料電池(エネファーム)が設置されている場合には、連動して効率的に電力を供給する。蓄電した電気は常に(停電時においても)既設のコンセントからの使用が可能で、利便性も高まるという。蓄電池には、伊藤忠商事(株)が販売するエナデル社のリチウムイオン電池を採用。蓄電池の容量は、ライフスタイルに応じて選定することができ、「蓄電池と充放電制御システムの分離型」システムとなっている。同社は、現在、東京電力の系統連系の承認を得て千葉県において試作機を設置し、データ収集及び解析を実施中。今後、商品化を進め、今秋の販売を予定しているという。

情報源 伊藤忠エネクス(株) ニュースリリース(PDF)
機関 伊藤忠エネクス(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 燃料電池 | HEMS | 東京電力 | 蓄電 | コンセント | ホームエネルギーマネジメントシステム | 千葉県 | 伊藤忠エクネス | 非常用電源
関連ニュース

関連する環境技術