東京ガス(株)は、経済産業省が推進する「次世代エネルギー・社会システム実証事業」の一つである「横浜市スマートシティプロジェクト」の一環として、集合住宅版スマートハウス実証試験を、平成24年4月から開始すると発表した。同実証試験は、同社の社宅として、横浜市磯子区に新たに建設する集合住宅(24戸)に、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」、太陽光発電装置等の分散型エネルギーシステムを最大限に導入し、かつ住棟全体で熱・電気を融通することで、低炭素化と可能な限りのゼロ・エネルギー化を目指すもの。電気は、太陽光発電及びエネファームで創るものを住棟内で分け合い、電気が余った場合は、蓄電池や電気自動車に充電する。また、エネファームやSOLAMOで創るお湯も、複数住戸で分け合う。各住戸へは、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)を通してエネルギー使用量を伝え、省エネ行動を促進する。同社では、初年度は、同等の標準的な集合住宅と比較して、約4割の一次エネルギー削減と約3割のCO2削減を見込んでいるという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
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機関 | 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 燃料電池 | HEMS | CO2 | 実証 | 東京ガス | 太陽熱 | 低炭素 | スマートハウス | 横浜市スマートシティプロジェクト |
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