ソニー(株)は、平成23年6月1日(水)から3日(金)まで中国・北京で開催される環境展「日中グリーンEXPO 2011」において、窓ガラス用の「省エネフィルム」などの環境技術を提案すると発表した。今回、同社は、色素増感太陽電池、バイオ電池、蓄電システム、省エネフィルム、水浄化技術を展示する。その中の「省エネフィルム」は、ビデオテープや液晶テレビの光学シートで用いる機能性フィルム技術をもとに新開発したもので、1)太陽光の熱線成分を太陽の方向に跳ね返し、可視光のみ透過させる“熱線再帰性反射フィルム”(壁面ガラス建築から地面や周囲に反射する熱線(赤外線)による熱害、光害、ヒートアイランド現象の抑制を想定)、2)窓から入ってくる太陽光を部屋の天井へ偏向・配光させ、照明光として利用できる“調光フィルム”(照明の使用低減による節電を想定)、の試作品を展示する。同社は、新たな環境技術の開発や商品化を積極的に進め、低環境負荷で豊かな生活を実現する新しいライフスタイルの可能性を提案し、将来の環境負荷ゼロの実現を目指すという。
情報源 |
ソニー(株) ニュースリリース
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機関 | ソニー(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 環境技術 | 太陽電池 | ソニー | 反射 | 色素増感 | 窓 | バイオ電池 | 省エネフィルム | 調光 |
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