新日鉄エンジニアリング(株)は、中国の重慶鋼鉄と立恒鋼鉄向けに、コークス乾式消火設備(CDQ)をそれぞれ1台ずつ、受注した。CDQは、製鉄所内の赤熱コークスを冷却塔内で不活性ガスにより冷却し、熱エネルギーを回収する設備で、従来法(湿式消火)の問題点であった粉塵飛散の防止に加え、熱エネルギーを有効利用できるため、省エネを実現する。今回受注したCDQは、中国子会社である北京中日聯節能環保工程技術有限公司(BE3)と協同で対応した案件で、それぞれのコークス冷却処理能力は、重慶鋼鉄向けが150t/h、立恒鋼鉄向けが190t/hとなる。同社では、引き続き、設備の技術力・安定稼働実績を広くPRし、中国における環境保護・CO2排出量の削減に貢献していくという。
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            新日鉄エンジニアリング(株) ニュースリリース
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| 機関 | 新日鉄エンジニアリング(株)(現:新日鉄住金エンジニアリング(株)) | 
| 分野 | 
          地球環境 | 
      
| キーワード | 省エネルギー | 新日鉄エンジニアリング | 中国 | 熱エネルギー | 粉塵 | コークス | 製鉄所 | 乾式消火設備 | CDQ | 
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