東京都は、「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」におけるオフセットクレジットの事前申請状況を公表した。この制度は、都の環境確保条例に基づき平成22年4月から開始されたもので、国が行っている自主参加型の排出量取引制度とは異なり、削減義務に基づく我が国初の本格的な排出量取引制度である。同制度の対象事業者は、自らの事業所での削減に加え、都内の中小規模事業所の削減量による都内中小クレジット等のオフセットクレジットを取得して削減義務を履行することができる。今回、オフセットクレジットを発行するために必要な事前申請の第一弾として、合計307件の提出があった。これにより、第一計画期間(平成22年度~平成26年度)に約22万トンのオフセットクレジットの創出が見込まれる。都は、今後も都内の大規模事業所の削減義務が円滑に履行できるよう、オフセットクレジットの創出とともに、排出量取引の活性化を推進していくという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
東京都 総量削減義務と排出量取引制度 |
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 東京都 | 温室効果ガス | 事業所 | 排出量取引 | カーボンオフセット | 排出削減 | 環境確保条例 | オフセットクレジット |
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