三菱重工業は、バイオエタノールの製造工程で用いる新たなエタノール脱水システムを開発した。この脱水システムは、セラミック膜分離方式を採用しており、従来の脱水方式(PSA法)に比べ、消費エネルギーを約40%削減できるのが特徴。また、膜ユニットの増減により、あらゆる容量のエタノールプラントに対応でき、年間処理能力20万トン規模で大幅なコンパクト化(従来の1/6以下)を実現。さらに、メンテナンスも膜モジュールの交換のみという容易さで、交換時にもプラントの連続運転が可能となっている。同社では、2008年2月からの実証プラントでの各種試験において所期の成果が得られたことから、今後、2009年度内の市場投入を目指しており、バイオエタノールの製造に欠かせない脱水工程を画期的に改善することが期待されるという。
