長野県は、2008年度(平成20年度)の県内の温室効果ガス排出量を公表した。同県の「長野県地球温暖化防止県民計画」では、温室効果ガス排出量について、森林吸収量を加味して、2012年度までに、1990年度比で6%削減する目標を掲げている。今回、2008年度の長野県内の温室効果ガス総排出量は、対前年度(2007年度)比6.7%減、1990年度比では6.3%増の1,628万t-CO2となった。内訳は、二酸化炭素が対前年度比7.2%減の1,517万5千t-CO2、二酸化炭素以外が前年と変わらず110万5千t-CO2である。これは、主に、産業部門、家庭部門、運輸部門の温室効果ガスが減少したことなどによるもの。また、京都議定書に基づく、同県の森林吸収源対策による吸収量は、2008年度は、206万4千t-CO2で、これを含めた県内の温室効果ガス総排出量は、対前年度(2007年度)比18.6%減、1990年度比7.2%減の1,421万6千t-CO2となった。
情報源 |
長野県 プレスリリース(PDF:180KB)
長野県 2008年度(平成20年度)長野県内の温室効果ガス排出量について(PDF:336KB) |
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機関 | 長野県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 二酸化炭素 | 温室効果ガス | 京都議定書 | 排出量 | 長野県 | 森林吸収量 | 地球温暖化防止県民計画 |
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