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 (独)理化学研究所と埼玉大学、有機薄膜太陽電池の実用化に向け「新世代塗布型電子デバイス技術研究組合」を設立

発表日:2012.01.23


  (独)理化学研究所と埼玉大学は、黒金化成(株)、FLOX(株)、(有)VCADソリューソンズら5社と共同で、2012年1月24日に「新世代塗布型電子デバイス技術研究組合」を設立すると発表した。技術研究組合とは、産業活動で利用される技術の向上及び実用化を図るため、これに関する試験研究を協同で行うことを目的とした技術研究組合法に基づき設立する組織。今回設立する組合は、理化学研究所と埼玉大学が保有する有機エレクトロニクスに関する研究成果の早期実用化を目指したもので、ナノサイズの構造体が形成可能で、しかも低コストで製造できる静電塗布法を利用して、薄膜形成技術の研究開発を行う。また、資源循環型材料として期待される有機半導体を利用して、薄膜太陽電池に向けた新規有機材料の製造方法開発にも取り組む。これらの技術により、製造エネルギーを大幅に低減し、水性有機半導体コロイドなどを用いた環境負荷の小さい有機薄膜太陽電池の開発を進め、2013年中にプロトタイプを完成、2015年の実用化を目指していくという。

情報源 (独)理化学研究所 プレスリリース
機関 (独)理化学研究所 埼玉大学
分野 地球環境
キーワード 環境負荷 | 太陽電池 | 理化学研究所 | 薄膜 | ナノテクノロジー | 技術研究組合 | 資源循環 | 埼玉大学 | 塗布型 | 電子デバイス
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